防犯カメラは犯罪対策として屋内・屋外問わず、様々な場所に設置されています。
その中でも屋内に防犯カメラを設置する場合におすすめなのがドーム型の防犯カメラです。
今回はそんなドーム型防犯カメラの中から当社のおすすめの製品をご紹介します。
ドーム型防犯カメラとは？
ドーム型とはその名の通り半円状の防犯カメラです。店舗などの天井に設置されているのをよく見かけると思いますが、まずはドーム型防犯カメラの特徴をご紹介していきます。
ドーム型防犯カメラは威圧感が少ない
ドーム型は、見た目が丸いこともあり、一般的な防犯カメラと比べると威圧感が少なく、シンプルで目立ちにくく、外観を損ねにくいデザイン性のため、顧客が利用する店内やマンション、オフィスなど、屋内の天井に設置されることが多いカメラです。
防犯カメラは、犯罪行為自体を起こさせないために犯人を威嚇する要素が求められますが、犯人以外の一般客に対しては「監視されているのではないか」と不安を抱かせてしまう恐れもあります。
そのため、顧客が利用する場所や、住居やオフィスなどの日常を過ごす場所では、防犯カメラをあまり意識させることがないよう、威圧感の少ないドーム型のカメラが選ばれています。
おすすめの設置場所
防犯カメラを設置する場所は様々で、設置場所によって適した防犯カメラが異なります。
ドーム型がその中でどういった場所に設置するのに適しているのかをご紹介していきます。
屋内の設置がおすすめ
ドームカメラは上記でご紹介したように威圧感が少なく、建物の景観も損ねにくいため、屋内への設置がおすすめで、店内の利用客の様子や従業員の管理などに効果的です。
屋内に設置する場合に最も多いのが天井への設置で、天井裏のデッドスペースを利用し配線を隠すことができます。これによって、2つのメリットがあります。
1.美観を損なうことなく配線が可能なこと
2.ケーブルが隠れているのでケーブルを切断されるリスクを下げられる
配線を隠すことができる天井に目立ちにくいドームカメラを設置することで、従業員や利用者、お客様に「見られている」という印象を与えにくい環境づくりが可能です。
屋外に設置する場合は軒下などを利用する
屋外に防犯カメラを設置する場合は、基本的には抑止効果の高いバレット型の防犯カメラが好まれますが、店舗などでセキュリティもしっかりしたいが美観にもこだわりたいという場合には、軒下などにドーム型を設置することもあります。
その際の注意点は、屋外対応のドームカメラを選択することです。屋外対応しているカメラとは、防水に対応しているカメラです。防犯カメラにはスマホなどと同じように防塵防水保護等級（IP66やIP67など）がありますので、防水機能が付いているか確認することが重要です。
当社おすすめのドーム型防犯カメラ
次に、当社が取り扱っているドーム型の防犯カメラからおすすめのネットワークカメラ(IPカメラ)をピックアップしてご紹介します。
200万画素 ミニドーム型ネットワークカメラ N125SA-I
N125SA-Iはドーム型の中でも小型の防犯カメラで、手のひらに乗るぐらいのサイズ感です。
画素数は、200万画素（フルHD）に対応し、IR照射機能を備えているので、真っ暗な夜間でも白黒でくっきりと撮影することが可能です。
また、低照度にも対応しており、暗い場所でも僅かな明かりがあればカラーで撮影することができます。
IP67規格のため防水防塵性能も申し分なく、屋外にも設置をすることができます。
小型のドーム型で汎用性が非常に高く、オフィスであれば事務所内や会議室、受付など場所を選ばずに設置ができます。店舗であれば店内や厨房、入口などマンションであればエントランスや通路などに設置されることが多いです。
カメラの撮影範囲も、108°もあるため1台で広い範囲をカバーすることが可能です。
200万画素 ドーム型ネットワークカメラ N3Z25SA-I
N3Z25SA-I は200万画素の解像度で、電動レンズでサイズが大きい防犯カメラです。
このカメラの特徴は電動バリフォーカルレンズを採用しており、ズーム機能が備わっている点です。このズーム機能は防犯カメラの接続先のレコーダーやPCから操作をすることが可能です。
ドームながらも存在感があるサイズなので、適しているのは天井が高い商業施設や工場、倉庫、公共施設や駐車場などです。
そのため、一般的な天井高2.8ｍ程度の建物の屋内に設置すると圧迫感があるかもしれません。
また、最大4倍程度のズーム機能で撮影範囲が調整できるので、天井が高い建物や、カメラの設置場所から撮影したい対象物まで距離がある場合などにおすすめです。
400万画素 PTZ機能付きドーム型ネットワークカメラ
N7Z45SA-204IP
N7Z45SA-204IPは400万画素の高解像度で撮影可能な防犯カメラで、このカメラの特徴は上下左右に撮影方向を調整できるPTZ機能(パン・チルト・ズーム)が備わっていることです。
接続したレコーダーやPC、スマホから操作ができ、設置後も自由度が高いのが特徴で、最大で2倍の光学ズームにも対応しており、対象に合わせて撮影範囲を調整可能です。
PTZができるカメラは、比較的大きなサイズのものが主流でしたが、最近ではドームカメラ型も開発されており、価格も従来よりも手頃なものになっています。
撮影範囲を調整しながら離れたところから防犯カメラの映像を見ながら指示を出すことが可能なため、工場や倉庫、工事現場など、作業や人の動きに合わせて撮影範囲を調整したいケースにおすすめの防犯カメラです。
400万画素 フルカラー対応 ミニドーム型ネットワークカメラ N145SAM-CI
N145SAM-CIは400万画素の高解像度で撮影可能なフルカラー対応のドーム型防犯カメラです。
一定の暗さになると、防犯カメラのライトが自動で点灯し、夜間や暗い場所でもカラーのまま撮影ができます。
防犯カメラは夜間の場合は赤外線を使用して白黒で撮影することが一般的で、白黒でもくっきりした映像を撮影できるため人相や動作を確認することはできました。
しかし、人物の服装や持ち出した物の色などを特定することが難しく、人物や細かい動作を特定するのに時間がかかるケースもあります。
夜間もフルカラーの防犯カメラであればそういった問題を解決することが可能です。
また、一定の暗さになるとライトが自動で点灯するため、室内の場合は夜間の明かり代わりにすることもできますし、防犯カメラを目立たせることで夜間でも高い抑止効果が見込めます。
N125SA-Iと同じくらいの大きさで、屋内や屋外幅広い場所でご使用いただけます。
まとめ
今回の要点はこちらです。
・ドーム型の防犯カメラは威圧感が少なく美観を損ねない
・ドームカメラは主に屋内の天井への設置がおすすめ
ドーム型の防犯カメラをお探しの方は是非ご検討ください。
