コロナ対策に役立つサーマルカメラを始めとした様々な体温検知製品をご紹介!

コロナ対策に役立つサーマルカメラを始めとした様々な体温検知製品をご紹介!

検温・消毒協力

首相官邸の新型コロナウイルス感染症等関連情報によると、コロナウイルスには一般の風邪の原因となるウイルスや「重症急性呼吸器症候群(SARS)」、2012年以降に発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスがあり、現在流行しているのが「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。
ウイルスは自分自身で増えることはできず、粘膜などの細胞に付着して入り込み増殖するウイルスです。
発熱などの症状がある場合に感染が疑われることから、感染症コロナ対策の一つとして、体温検知製品の需要も高まっており、体温検知製品の開発も活発で市場には様々な製品が出回っています。

サーマルカメラは「価格帯や性能・形もバラバラなため、どれを選んだらよいかわからない」といったご相談をよく受けます。
サーマルカメラの主な種類について解説し、当社が取り扱っているサーマルカメラ等の体温検知製品から数点おすすめをピックアップしてご紹介いたします。

サーマルカメラの種類

サーマルカメラは、非接触で赤外線を検知し、素早く人体の表面温度を測定できる機能を指します。
体温計のように直接接触して測る医療測定器とは異なるため、検知した体温と体温計で測定した体温に多少の誤差が出る可能性があります。
そのため、まずは体温測定をできる製品で体温異常の可能性がある人物を特定し、次にその人物に対して再度体温計にて体温を測定し、実際に高熱なのかを確認するといった使用方法が一般的です。

また、サーマル製品全般、屋外で使用すると周囲の気温や日光によって表面温度が影響されやすいため屋内での使用が推奨されています。

ハンディタイプのサーマルカメラ

ハンディタイプは、持ち運びやすいコンパクトなサーマル製品です。
ハンディサーマル製品の液晶画面内に、人物を映し、最高温度を自動的検出し表示します。
お手軽でかつ安価な傾向がありますが、録画機能、アラート機能がないため、測定に従事する従業員やスタッフが画面を常に見ている必要があるので、人的コストや手間がかかります。

◆サーマル図1
サーマル図 ハンディ型

タレット・バレット・ドームタイプのサーマルカメラ

タレット型・バレット型・ドーム型など、いわゆる防犯カメラの形をしているサーマルカメラです。
基本的に、撮影範囲内を通過した人物の顔を検出し、額の表面温度を測定しています。製品によっては複数人の体温を同時に検知することも可能です。
多くの人が利用する大型商業施設の出入り口でサーマルカメラを三脚にセットし、大型モニターに映しているのをよく見かけます。

◆サーマル図2
サーマル図 タレットカメラ

タブレットタイプのサーマル製品

タブレットタイプは、iPadのようなタッチパネル機能をもつ液晶ディスプレイを搭載したデバイスのサーマルカメラです。
画面内に顔を映し、人物の顔を認識して、体温を検出します。タブレット型は多くの製品が出回っていますが、それぞれ顔の認識可能距離や体温検知が可能な距離、体温の検出スピードといった基本性能が異なるので注意が必要です。また、製品によっては体温検知機能のみができるものもあれば、体温を測定した履歴を残せる製品、勤怠管理や入退室管理の機能もついた製品など多種多様な製品が存在しています。

◆サーマル図3
サーマル図 体温検知 AFFIPCOS-05TH

まとめ

一口にサーマルカメラといっても、製品の種類や体温の計測距離や測定精度など、様々な違いがあります。

感染症予防対策として、既に導入済みのお客様も多いとは思いますが、
今ある製品だと人的なコストがかかる
製品が使いづらい
などのお悩みの点があれば遠慮なくご相談ください。

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